西尾維新の物語シリーズ一覧！アニメの見る順番や時系列まとめ！

物語シリーズとは？

化物語・上から刊行された
タイトルに物語とつくシリーズです。

西尾維新の作品の中では
最も長いシリーズであると同時に
アニメ化作品です。

今までの新書版の小説ではなく

箱入り小説

であり、

他シリーズのキャラが登場する

という特徴が！
今回はそのシリーズの一覧
アニメの見る順番
そして時系列をまとめてみました！

物語シリーズ一覧！

まずは刊行順に紹介していきたいと思います。

化物語

阿良々木　暦（あららぎ　こよみ）と戦場ヶ原（せんじょうがはら）ひたぎの馴れ初めから始まる物語ですね。上下巻からなるこれが一番に刊行されました。

傷物語

すべての始まりの物語。暦が吸血鬼キスショットに咬まれ、吸血鬼に。忍野（おしの）メメに助けられますが、キスショットは名無しの吸血鬼もどきとなり、幼女の姿を取るようになります。のちに忍野忍（おしのしのぶ）という名になります。

偽物語

暦の妹、阿良々木　火燐（あららぎ　かれん）と阿良々木　月日（あららぎ　つきひ）が主軸の物語です。ひたぎを騙した詐欺師との対決を終え、暦は下の妹、月火が怪異であり、偽物であることを知ります。

猫物語

羽川　翼（はねかわ　つばさ）が主軸の物語。化物語で語られた『つばさキャット』をメインに補足する形で書き下ろされました。黒と白があります。

傾物語

化物語で登場していた八九寺真宵（はちくじ　まよい）が主軸の話ですね。『まよいマイマイ』では昔亡くなり、地縛霊となっていた彼女。時間移動した暦は事故にあった真宵を救うために運命と対峙します。

花物語

暦の後輩神原　駿河（かんばる　するが）が主軸の物語。こよみとひたぎの卒業後の話です。『悪魔様』と呼ばれる奇妙な噂、沼地　蠟花（ぬまち　ろうか）の真意を知った駿河は沼地と対峙を決意をします。

囮物語

化物語にて蛇に巻かれ咬まれた少女、千石　撫子（せんごく　なでこ）が主軸となります。再び蛇の怪異に遭った撫子はその怪異にそそのかされるまま、蛇神の怪異へと変貌。彼女を止めるべく、暦と怪異を殺せる忍が行動をはじめますが…。

鬼物語

怪異『くらやみ』に遭遇した、暦と真宵。本能的に危機を察知し、逃走するものの振り切れず絶対絶命のところを斧乃木　余接（おののぎ　よつぎ）に助けれられます。『くらやみ』は忍と関係がありました。彼女がまだ吸血鬼の王だったころ400年前の事件が彼女から語られます。

恋物語

囮物語で蛇神へと化した撫子は暦を殺そうとするが、ひたぎに自分と引き換え助けてほしいと懇願します。取引の結果、暦とひたぎの卒業式までの猶予を得たひたぎ。こよみも自分も助かるべく、本作の主人公である詐欺師貝木 泥舟（かいき でいしゅう）を頼る。貝木の一大詐欺『神様騙し』の大仕事が始まります。

憑物語

受験を控えた暦は、自分の姿が鏡に映らない、骨折も瞬時に回復するなど自分が吸血鬼になるかのような現象が起きます。怪異の専門家に『これ以上吸血鬼の力を使うと、二度と人間に戻れない』といわれ力を使わないと誓うものの、妹二人が誘拐されてしまい…。

暦物語

暦の高校三年の一年を振り返る短編集。全12話。これは総集編ではなく、本編では語られなかったエピソード集です。物語シリーズにおける『番外編』のようなものだそうです。

終物語

上巻では暦が扇に老倉　育（おいくら　そだち）にまつわる物語を語り、中巻では暦の夏休み冒険の末初代怪異殺しとの決戦、下巻では大学受験日当日に殺された暦は地獄にて真宵と再会、妖刀の力で生き返る間際に真宵を抱いて現世に連れ帰ってしまいます。暦を主軸とした物語の完結巻にあたります。

続・終物語

完結した物語のおまけの一冊です。無事卒業できたものの、なぜかすべてが逆になった鏡の世界に落ちた暦。元の世界に帰るべく暦は奔走します。

愚物語

物語シリーズのその後を描いています。老倉育、神原駿河、阿良々木月日のその後の全三話。スピンオフですね。西尾維新はあとがきで『3人の愚かな少女が主人公の物語集』と語っています。

業物語

スピンオフ第二段です。今回は忍野忍、キスショットがまだ人間で『うつくし姫』と呼ばれていたころの話、そして吸血鬼になるまでの経緯、火憐が暦が卒業後山籠もりする話、羽川翼が世界旅行中にあった出来事が語られます。

撫物語

撫子のその後の物語。中学卒業後、就職を強要された漫画家志望の千石撫子は斧乃木余接の力を借りて四体の分身を作ります。しかし、その四体が逃亡。それを追ううちに撫子は自身の過去と向き合うことに。千石撫子の物語完結編という感じです。

以上、計21冊。

まだ、『結物語』やキスショットの本が出版され、
シリーズの本編は完結しましたが、
シリーズ自体はまだまだ終わらない様子です。

西尾維新らしいと言いますか、
本来『偽物語』で完結するはずだったとは思えない
その後の作品も
読み手を引きこみ物語構成になっています。

アニメの見る順番は？

『化物語』、『偽物語』、『猫物語』がファーストシーズンとして
『憑物語』、『終物語』、『暦物語』がセカンドシーズンとして
アニメ化しオンエアされました。
（ただし暦物語はiOS、Android向けアプリにて配信）

やはりちゃんと
放送された順といいますか、

一話から見た方がいいと思うんですよね

以外にも化物語からの派生した物語が多い
物語シリーズ。
途中から見てしまうと
当初出ていた伏線が

全く回収され切った形

で出てしまうので。
西尾維新作品は特になにか予感を残すような
伏線が多いのも特徴ですし。
最初から全部見て、

お気に入りの話はそれこそ何回でも見る

そういう見方が一番面白いと思いますよ。

それがきっかけで原作を読んだとしても
原作を読んでから見るにしても、
深く見るにはやはり

一話からを推奨します！

時系列について

作品における最大の謎ですよね。
時系列あるにはあるんですが、
実はこのシリーズ

時間軸は決して一本ではありません！

確実にパラレルワールドが存在します。
11年前、真宵が死んだ事故を防ぐために暦が奔走した時間軸
暦が高校三年生の6月14日、暦が死んでキスショットによって世界が破滅する時間軸
その二つが今のところ明かされています。

時期的に違う巻の物語と

クロスオーバーしてる

場合も存在します。
物語シリーズを時間軸で並べると
割と

色んな巻を行ったり来たりします

そこがやっぱり西尾維新らしいと言いますか、

時間軸すら仕掛けの一つ

みたいなところがあるんですよね。

全巻通して読んで、
時間軸を理解しても
今度はパラレルワールドとして謎が残ってしまう。
それを考えると
今度はなぜか本編の時間軸がおかしくなる
タイムトラベルが出てきてる時点で、
時間軸はあまり気にしない方がいいです。

それもまた魅力の一つなので

基本いつの話かは出ているので、
おそらく一作品につき一つ時間軸を持っているんでしょう。

まとめ

追えば追うほど深くなるストーリーですね。
何回でも読み返したい
そんな魅力満載です。

アニメも内容は勿論のこと
個人的には
化物語のEDだったsupercelの

『君の知らない物語』

がすごくお勧めです。
2017年には現在Ⅱまでが公開済みの映画の
Ⅲが公開されます。

まだまだワールドは広がり続けます！

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