【3月のライオン】ひなたのイジメは実話?ネタバレから学ぶ解決法
目次
『3月のライオン』で衝撃的だったのがひなたのイジメ問題。
羽海野先生の実話が元になっているとの噂ですが本当なのでしょうか?
このイジメ問題から学ぶことはないでしょうか?
今回の記事では、
書いていて色々考えさせられました。
ぜひ、最後まで読んで頂ければと思います。
『3月のライオン』ひなたのいじめは実話!?
ひなたのいじめは羽海野先生の姪っ子さんのいじめに実話がモデルになっているそうです。
先生自身が「これは実話でね、私の姪っ子がクラスでいじめられてる子を庇って、私に”間違ってない”って言ったの。
すごく感動して、いつか漫画に書いてやろうと思ってたの」と話したというエピソードがあります。
ひなたが泣きながら「私間違ってない!」って言い切った場面が実際に姪っ子さんが言った言葉だったんですね!
本当に正義感が強くて優しい姪っ子さん!
『3月のライオン』ひなたのイジメ問題
中学3年になったひなたが、いじめに遭遇します。
仲良しのちほちゃんがいじめのターゲットになり、どんどんちほちゃんが
孤立化していきます。
そんな状況で見て見ぬふりをするクラスの女子の中でひなただけは
ちほちゃんの味方でイジメ側に抗議します。
だけど、ちほちゃんは転校してしまい、今度はひなたがターゲットに
されます。
先生の対処法で変わるイジメ
ひなたは担任の先生にいじめの相談をしますが、反対に「どうして周りとうまくできないの?」とひなたの言葉に耳を傾けてくれません。
反対に零の高校の元担任林田先生がひなたのイジメの事を聞き、感情むき出しになって怒ってくれる。
見て見ぬふりをする先生と、向き合ってくれる先生によってイジメも変わってきます。
ひなたの担任がストレスで倒れ、学年主任の国分先生に変わりクラスの雰囲気が
一気に変わりました。
かなり迫力があり、一見先生とは思えない雰囲気の国分先生。
いじめた方に謝罪させるまで導いてくれたおかげで、イジメの呪縛から解き放されたクラスの女子たち。
いじめられている子を庇えば、自分がターゲットにされるという思いからひなたに声を掛けられなかった女子たちもひなたに声を掛けてくれるようになりました。
友達がいじめられていても、「やめて!」と声を掛けるのはかなりの勇気がいります。
同じような体験を部活でしましたが、可哀そうだと思いながらも自分が標的になったらどうしようという思いから見て見ぬふりをして事があります。
ただ、イジメの現場を見た先生がいて、そこから顧問の先生に伝わり部活停止までなりました。
全員反省文を書かされ、1人1人個別面談。
苛めた子たちは「何も言わないからイジメじゃない」と答えた子もいたらしい。
イジメの自覚なしというのが1番厄介。
こちらも苛めた子に謝る形で解決?した感じでしたね。
先生との巡りあわせは本当に重要ポイント!
話せる勇気も大事
まだイジメのことを我慢していたひなたはいつしか明るさが無くなっていく。
笑顔が消え元気がない姿に心配するあかりたち。
そんな時、学校から帰ってきたひなたは泣き崩れながら今までのイジメのことを打ち明けます。
家族に迷惑かけちゃいけないという思いで我慢していたひなたでしたが、あかりや零の顔を見た途端抱えていたものが爆発したんでしょうね。
それはいいことで零が林田先生にひなたのイジメの相談をしたときに
「まず、家族に話せたのがすごくでかい。誰にも言えなくて1人で抱え込んでしまうのが1番まずいんだ」と語ります。
私も学校で嫌なことがあると、母によく話してました。
聞いてもらうだけで気持ちが落ち着くこともありましたね。
そして家族に打ち明けないまま、イジメで自殺してしまう子がいるのも事実。
打ち明けない子供の中には、心配かけたくないという子もいれば、言っても無駄だと感じてしまう子もいるようです。
何でも話せる家庭環境を作るのがいいのでしょうが、なかなかそうもいきません。
いじめられた時に自分の居場所があるというのはとても大きいことだと思います。
『3月のライオン』いじめた側の気持ち
イジメはほんの些細なことで起きます。
そしてイジメのターゲットになりやすい子はおとなしくて言い返すことができないような子が多いですね。
ひなたの友達のちほちゃんもほんわかしていつもニコニコしてる優しい子の様でした。
いじめる方の子も、一人だといい子なのに集団になると途端に態度が急変する子もいます。
自分がターゲットにされたくないからイジメの中心にいる子には逆らえないというのもあるみたいですね。
ストレスの矛先
いじめている子の中には、両親からの期待が大きすぎてストレスの解消口がイジメという形で現れている場合もあります。
一見、成績優秀で先生にも信頼されている子がイジメの中心人物。
今回のイジメの中心人物、高城もあの母親から想像するとかなりの見栄っ張りの様子。
彼女へのプレッシャーもかなりだったのでしょう。
親に反抗したい気持ちはあっても、できない。
自分の居場所さえないと思えてしまう感じだったのでは!?
苛めた子たちの先は?
今回のいじめたグループも謝罪はしても口先だけという感じでしたね。
高城は何回も呼び出しを受けても反省の様子が全然ない。
学年主任の国分先生も手を焼いてるようでした。
でも、「お前は不安で不安でしようがないんだな。何もやったことがないから自分の大きさが解らねぇ・・」
「自分の大きさを知ってがっかりするのが怖いんだ。だががっかりしても大丈夫だ。”自分の大きさ”が解ったら”何をしたらいいか”やっと解る」
この言葉で高城の表情が変わります。ハッとしたような表情!
やる気のない暗い目に少しだけ光が戻ったような感じ。
だからと言っていじめた側にはそれなりの報いがあります。
国分先生からこのクラスの担任を命じられた新任教師は、国分先生がいつまでも高城と話し合いをしているのが腑に落ちない。
”迷惑をかけた人間”が”迷惑を掛けられた人間”よりも手厚くかまってもらえるのはおかしい。
確かにこの先生の言う事はわかります。
いじめた側よりもいじめられた方が心の傷は深いです。
いじめた側は”イジメ”だと認識さえしていない場合もあるくらい。
そして新任教師は「僕は内申書に書きますよ!自分が引き起こしたことについて人は責任を持たねばならない報いは受けるべきです!」
苛めた側の報い・・・
本当に書くのかどうかはわかりませんが、苛めた子たちも発覚すれば大なり小なり代償を受けることになるという事。
今回のイジメのように発覚した場合ですが・・・いじめは本当に深いです。
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『3月のライオン』ひなたのいじめ回のネタバレから学ぶことのまとめ
ひなたは決して悪いことはしていません。
イジメられている友達を庇っただけで、イジメのターゲットにされました。
あかりが「正義なんてどうでもいいから逃げてほしかった」という言葉は
胸に突き刺さります。
イジメに立ち向かう勇気は素晴らしい。
褒めるべきことだけど、立ち向かったために自分に矛先が向かられる。
これはイジメのニュースでもよく聞きました。
それを知っているおじいさんがあかりに語りかける言葉に重みを感じます。
「ひなは悪い子としていない。充分苦しんでるのに”どうしてそんなことしたんだ”なんて言ったらひなは本当に居場所を失っていしまう。ひなの勇気と正義を褒めてやるべき」
自分があかりと同じ立場だったらこんな風に言えるかわからないけど、居場所を失うようなことには
させたくない!