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少女不十分は意味深な名言だらけ?元ネタは実話orフィクション?

      2016/09/08

目次

少女不十分は意味深な名言だらけ?元ネタは実話orフィクション?

少女不十分の作者、西尾維新とは

戯言シリーズ第一作にあたる
『クビキリサイクル』
で第23回メフィスト賞を受賞し
『京都の20歳』
としてデビュー。

代表作に

『戯言シリーズ』
『人間シリーズ』
『君と僕シリーズ』
『刀語』
『物語シリーズ』
『魔法少女りすかシリーズ』

など多数
刀語、物語シリーズは
アニメ化もされています!

西尾維新のペンネームは
ローマ字表記にすると

NISIOISIN

左右どちらから読んでも
西尾維新になる
言葉遊びが込められています。

数々のヒットを出す西尾維新の
『少女不十分』
についてのとある説について
お話ししたいと思います


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意味深な名言って…?

少女不十分は意味深な名言だらけ?元ネタは実話orフィクション?2

意味深な名言が数多いのですが
帯の煽り文句である

『この本を書くのに10年かかった。』

がすでに名言だと思います。

その言葉を読んで
内容を読むから大半の読者が

コロッと引っかかってしまうんです。

かくいう私もその一人でした。(笑)

序文からもうその思惑は始まっているのです。

『小説というもので生計をたてるようになってからおよそ10年になる』

これが『少女不十分』の
一番最初の文です。

リアリティーがありすぎます!

デビューが2002年
『少女不十分』の初版は
2011年9月6日発行

大体十年ですね。

そのほかにも

『これは物語ではない。』
『出来事であり、事件だ』

ここから主人公とUの出会いが
語られ始めます。

もうすでにプロローグあたりで
読者を罠に嵌めるための
名言が数多くあります!


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元ネタは実話なの?フィクションなの?

結論から言うと

フィクションです。

そう思う根拠は色々あるのですが
まず、これ程センセーショナルなことがニュースにすらなってない
ネットなどで調べたところ
そのような事件はありませんでした。

最後の方に出てくる
主人公の苗字は

『柿本』

名前が違うんです。

そこまで読みきるまで

フィクションだとは全く気が付きませんでした

読み終わったとき
かなり衝撃的でしたね。( ゚Д゚)

文章の感じがノンフィクション的
何より前述した

『この本を書くのに10年かかった』

解釈と深読みの仕方によっては

『10年たってやっと小説に昇華出来た』

という解釈もできるんですよね…。

作中で物語ではない
と断言しているのにかかわらず、

フィクションなんです。

それこそが多分
西尾維新の狙いであって
フィクションを敢えて

『ノーフィクションです』

と言外に断定することで
読者に本当にあったことだと
刷り込んだんです。

そして
自伝小説に近い文体
おそらくUとの出会いまでの文は
実体験をもとにしてると思いますよ。

だからか
ないと思ってても

『もしかしたら』

が頭をよぎるんです。

たとえば自伝小説であっても
小説である限り

ある程度はフィクションが含まれるんですけど

『少女不十分』は逆に

ある程度事実が含まれているんです。

ホントの事なのかな?

とちらっとでも読んでる途中に思ってしまったら
作者の思う壺
ということなんでしょうね。

でも

そこが面白い

だからこそこの作品は
出版から5年もたった今も人気が高く

コミカライズもされ
幅広い支持を受けているんだと思います。

少女不十分の名言 最後に

少女不十分は意味深な名言だらけ?元ネタは実話orフィクション?

西尾維新の書く作品はどれもこれも
読者を驚かせる仕掛けが満載
どれを読んでも楽しめます。

個人的には

『戯言シリーズ』

が一番好きなんですが
単作ならやはり

『少女不十分』

を一番最初に上げます!

皆さんもお気に入りの一冊探してみてください!

少女不十分二巻は夏ごろ発売

『戯言シリーズ』は
アニメ化企画進行中らしいです

西尾維新の新作含め

これからも大注目です!!


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