虐殺器官(映画)の原作あらすじネタバレ！映画化への感想や評価も

2016/08/14

２００７年、
伊藤計劃さんによって発表されたSF小説「虐殺器官」。

独特の世界観とストーリーによって
話題になったこの作品を
みなさんはご存知でしょうか？

この「虐殺器官」という作品が
今年の冬、アニメ映画化することが決定しました！

人気声優陣を多く迎え、
今から期待が高まっているこの作品を
原作のストーリーとともに
紹介していきたいと思います。

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虐殺器官の原作あらすじネタバレ！

虐殺器官の世界観！

ストーリーは
サラエボで核爆弾テロが勃発、

それによって
世界中で戦争やテロが激化したところから始まります。

舞台であるアメリカでは、
厳重な個人情報管理体制を敷くことで

それらを抑制し、
先進国もそれに習うことで
国内でのテロの脅威はすぐに無くなります。

しかし、その代わりとして
後進国では内戦やテロ、
そして「虐殺」が横行していました。

事態を重く見たアメリカは、
後進国の情報収集と
戦争犯罪人の暗殺を行う為の”情報軍”を創立。

それから間もなくして、
情報軍に所属するクラヴィス・シェパード大尉は、
後進国で虐殺を扇動しているとされている
戦争犯罪者、ジョン・ポールの暗殺を命じられます。

しかし、作戦は困難を極め、
多くの隊員を失い、
クラヴィス自身もジョン・ポールに捕まってしまいます。

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虐殺器官とは…？？？

彼はそこで

「人間には虐殺を司る器官が存在し、器官を活性化させる“虐殺文法”が存在する」

ということを聞かされ
ジョン・ポールの真の狙いを聞かされます。

その後、
仲間の決死の作戦によって救出されたクラヴィス。

しかし、ジョン・ポールやクラヴィスを襲った
ジョンの仲間たちには逃げられてしまいます。

アメリカへと戻ったクラヴィスは、
再度ジョン・ポールの暗殺を命じられ、
単身アフリカへと向かいます。

激しい戦闘の末、ジョンと対面したクラヴィスは

「実は、アメリカの行った個人情報管理にテロ抑制の効果はなく、
アメリカで内戦やテロがなくなったのは、

政府上層部が後進国で
”虐殺文書”を使用することによって
内戦を引き起こし、

憎悪の目がアメリカに向かないようにしていただけ」

であることを聞かされる。

話を終えたあと、
ジョン・ポールと彼の仲間は投降を決意したものの、
事実の公表を恐れた政府上層部によって暗殺されてしまう。

クラヴィスも、
ジョン・ポールを独断で処刑した。
という冤罪にかけられ、公聴会へと召集される。

しかし
彼はそこで、ジョンから託された。”虐殺文書”を使用。

注目を集めていたクラヴィスの公聴会で
使用されたことにより、

アメリカ人の虐殺器官が刺激され、
アメリカは再びテロと内戦の国へと逆戻りしてしまう。

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